タイの人気キャンプ場、カオヤイ国立公園にバンコクから行ってみた│デート/レジャー

  • 現地での生活情報
  • 2023年8月3日

バンコクに住んでいると無性に”緑”を見たくなることはありませんか?都会の喧騒から離れて大自然の中で休日を過ごしたい、そんなあなたには、カオヤイ国立公園でキャンプをすることをお勧めしたいと思います。最近涼しくなってきたタイでは、今がまさにキャンプのベストシーズン。11月~3月の土日祝日になると多くの人がカオヤイ国立公園でテントを張ってキャンプを楽しむとタイ人から聞き、2016年11月19・20日に早速キャンプをしに行ってみました。

カオヤイ国立公園(Khao Yai National Park)基本情報
カオヤイ国立公園(Khao Yai National Park)とは?


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カオヤイ国立公園はバンコクから車で3時間程度、205km離れた場所にあります。世界自然遺産としても知られているこの場所は、8割が森林で覆われており緑が織り成す美しい景色を楽しむことができます。また、野生のゾウや野鳥などの動物を見ることができる数少ない場所でもあります。大自然を感じながらハイキングやキャンプを行うことができ、乾季には多くの人々が訪れます。

住所/地図/行き方(アクセス)


バンコクから車で3時間程度です。(私たちの場合は2日間バンをチャーターして、カオヤイ国立公園に向かいました。)

 

電話番号

+66(0)860926529 (visitor center)

 

料金

 

入場料

    • タイ人:40THB

    • タイ人以外:400THB

宿泊料

30THB

その他キャンプ用品
  • テント(大)3人用:150THB/(小)2人用:120THB
  • 寝袋・マットレス・毛布・枕・七輪・網:各20-50THB程度

カオヤイ国立公園(Khao Yai National Park)でのキャンプを楽しむには?

カオヤイ国立公園に到着したら、ViewPointから景色を見るべし


バンコクからバンに揺られること3時間程度、やっと目的地のカオヤイ国立公園(Khao Yai National Park)に到着しました!!入り口で人数分の入場料(タイ人:40THB/タイ人以外:400THB)を支払い、山の上の方に向かいます。途中のViewPointでは、一度車をおりて景色を楽しむことをおすすめします。一面の緑の中で風にあたってリラックスしたら、3時間の車で蓄積した疲れも癒されます。景色を楽しんだ後は再びバンに乗り込みさらにその先にあるキャンプ場へと向かいます。



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こちらがViewPointからの景色。一面の緑…!!

バードウォッチングをしている人がたくさんいました。野鳥が見えるのもカオヤイ国立公園ならでは。

 

猿があちこちにいました。食べ物などはとられないように要注意です。

キャンプ場に到着したら、早急にテントを借りて寝床を確保すべし

カオヤイ国立公園には、キャンプ場が2箇所あります。後にご紹介する滝(Haew Suwat Waterfall)にほど近いLam Takongとそこから2.5kmほど東に行ったところにあるPha Kluai Maiです。今回私たちはLam Takongよりも少し小さいキャンプ場Pha Kluai Maiに泊まることにしました。キャンプ場についたら、まずはテントや毛布といったキャンプ用品を、中央にある貸し出し場所まで借りに行きます。私たちは17時くらいに到着したのですが、11月‐3月はキャンプのハイシーズンということで既に多くの人がテントを張っており、テントを張る場所を見つけるのに少し苦労しました。日が落ちるのも18時頃と早いため、15-16時頃には到着されることをお勧めします!また、既にマットレスは数が足りなくなっており、借りることができませんでした。11-3月の中でも1月が一番のピークになるそうなのですが、その時期になるとさらに借りられない物が増えそうですので、心配な方は持参されることをお勧めします。

 

キャンプ場で借りられる物

  • テント(大)3人用:150THB/(小)2人用:120THB
  • 寝袋・マットレス・毛布・枕・七輪(炭付き)・網:各20-50THB程度


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右にある迷彩柄のテントがキャンプ場で借りることのできる3人用のテント。3人用と言いつつも、大人2人で寝て丁度いいくらい。

バンガローを借りることもできます
テントで寝るのはちょっと抵抗が…という方はバンガローを借りることができます。現地で直接借りることもできますが、11-3月のハイシーズン中は非常に人気なので電話での事前予約をしておくのが得策でしょう。バンガローのメリットは、なんといっても暖かいシャワーを浴びれるということだと思います。夜は非常に冷えるので大変ありがたいですね。(テントで泊まる場合は、トイレがある場所の隣にあるシャワー場がお風呂代わりになりますが、水しか出ません)

 

キャンプの醍醐味、バーベキューを開始するべし

借りてきた七輪と網を使って、バーベキューを開始します。野菜や食器を洗ったりできるような水道は特に無いので、トイレの近くにある手洗い場で野菜を洗い、切っていきます。時間は既に18時、街灯はほとんど無いので、各々が懐中電灯などを持ってきていないと真っ暗になります。お気をつけください。また七輪のみで調理をしようとすると、網が小さいので焼くのに時間がかかりますし、網にとてつもなく引っ付きます。ですので七輪は予備くらいに考えておいて、バーベキューコンロを持っていったほうが充実したバーベキューができそうですね。また、21時にバーベキュー完全撤収という規則があるので、時間にも気をつけたいところです。

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こちらがトイレの外にある手洗い場。水道はこちらくらいしかありません。洗剤などは置いていないので、持ってきたほうがいいですね。(タイ人で洗剤を使って包丁など洗っている人を見かけなかったので、そのまま持って帰って家で洗う人が多いのかもしれません。)

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日が落ちるとキャンプ場は真っ暗になります。暗闇の中七輪の灯りを囲んでわいわいするのもテンションがあがりますね。

夜には天体観測を楽しむべし

日が落ちて真っ暗になると、空にはたくさんの星が!!バンコクで見える星は数えるくらいしか無いと思うのですが、ここでは満天の星空を楽しむことができます。日本でもここまできれいに星が見える場所に行くのは難しいと思うので、是非芝生の上に寝転がって夜空を見てみてください。夜になると非常に冷えますので、長袖のトレーナーやパーカーを持ってくることを強くお勧めします。

20時からのナイトサファリも忘れずに!!
20時からはカオヤイ国立公園が主催しているナイトサファリに参加することができます。鹿やヤマアラシ、さらにはタイならではの象にも出会えるそうなので、是非行ってみたいところです。集合場所などはキャンプ場の中心にあるキャンプ用品を貸し出ししている場所で聞くとよいでしょう。20時にナイトサファリに参加するとなると、まだ日が明るい16-17時にバーベキューを始めるのが得策かと思います。

レオナルドディカプリオ主演「The beach」の映画にでてくる滝(Haew Suwat Waterfall)に行くべし

カオヤイ国立公園にはいくつか滝がありますが、その中でもレオナルドディカプリオ主演映画の撮影地となった「Haew Suwat Waterfall」には是非行ってほしいと思います。水しぶきがかかる場所までこんな大きな滝に近づけるのはタイならでは。


柵も無いので滝までこんなに近づけます。

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上から見るとこんな感じ。

 
カオヤイ国立公園でキャンプをする際の注意事項まとめ

  1. キャンプ場は蚊やヒルなどの虫が非常に多いです。虫除けスプレーを持って行き、長ズボンを履いていくのが好ましいです。
  2. 日中は太陽にあたると暑いのですが、夜は気温がぐっと下がります。長袖のトレーナーやパーカーがあればしのげるので、持って行くのを忘れないようにしましょう。テントに泊まる場合は水シャワーですので風邪を引かないようにお気を付けください。
  3. 日が落ちるのが早く、18時にはもう真っ暗になってしまいます。それまでに、テントを張り終えバーベキューの準備をすることを考えると、昼過ぎには到着できているとよいのではないかと思います。